2019年第5週ランド円予測


    諸指標を参照して予測するパターンも、今回で3回目となります。

    データ切り取りやら、項目多数でまとめるのに苦慮するやら、結構な作業ではありますが、『楽しい』ので、案外続いています。

    この形式でどこまで続くか分かりませんが、できるだけ継続していきたいですね。


    ご意見やコメントが原動力になりますので、良かったら頂きたいです。

    可能な範囲でよろしくお願いいたします。



    さて、来週予測を始めたいと思います。


    今回、参照する指標は以下の通りです。


        ①株価動向(日経225・香港40)

        ②APXボラリティ指数(VIX) 

        ③ドルインデックス・米10年債利回り

        ④ランド円・ドルランド

        ⑤イベント・経済指標

        …から予測していきたいと思います。


    それでは株価動向から始めましょう。

    1つ目は日経先物(225)データからです。



①株価動向(日経225・香港40)

日経225(週間)
日経225(週間)
日経225(年間)
日経225(年間)
日経225(5年間)
日経225(5年間)


    まずは日経先物です。


    今回は週間・年間・5年間を掲載しています。今現在の株価は長期チャートの節目に当たっており、動向重要な局面になっているのが分かります。

    

    下落ラインとしては年間チャートにおいて、21000円前後を高値上限として、現在の株価上昇を抑えています。

    また、週間チャートにおいても(こちらは上昇ラインですが)、上昇ライン上限に差し掛かっており、一旦下落に向かう事が想像できます。


    一方で、 5年間チャートでは1月初旬の18800円が上昇ライン下限に触れており、こちらは上昇中である事が読み取れます。

    ただし、中長期的には赤ラインに反応する可能性が高いと考えていますので、時期まではつかみかねますが、18000円-19000円辺りまでは下落すると考えられます。


    これらに挟まれた格好になっている為、単純な上昇・下落となるには、ある程度の決定打が必要になってくると思います。

    今週末の米国政府機関閉鎖解除がそのトリガーになると考えましたが、予想に反し、21000円を越えずに下落してしまいました。

    

    先行きはまだ不透明ですが、決定打が無い場合は相場が長期に渡り膠着する可能性もでてきます。


    日経先物だけで判別する場合、

    ①短期的・中期的には下落する可能性高

    ②中長期的には上昇の可能性高

    ③上下ラインに囲まれ、膠着しやすい


    では、他の株価も確認します。

    先週まではドイツ先物(独30)を参照していましたが、日経と比例しやすい為、より独特な動きをする香港株(香港40)を参照します。

         


香港40(月間)
香港40(月間)
香港40(年間)
香港40(年間)
香港40(5年間)
香港40(5年間)


    香港株はドイツ先物や日経先物と異なり、オープン時間が短いのがやや欠点ではありますが、南アフリカとの関係が深い中国市場で有るため、参考度合いとして高いと考え、今回使用します。


    香港株の傾向判断としては、

    ①短期的には下落する可能性高

        (週前半は27000前半位までの小幅下降)

    ②中長期的には明確な上昇傾向


    …であると考えます。


    日経とは長いスパンで上昇、という点では共通していますが、その手前における下落の可能性有無について、判断がわかれます。


    では2つ目、VIXを見てみます。



②APXボラリティ指数(VIX)


APXボラリティ指数(月間)
APXボラリティ指数(月間)


    VIXは安定した下落傾向にあります。


    この値の上下は前日株価との変動幅になりますので、『前日は株価上昇、翌日は下落』といった動きが頻発した場合に上昇していきます。


    先週株価は前半下落・中盤膠着・後半上昇と、比較的安定した値動きだった(単日で見れば東京市場で下落、米国市場で上昇などの展開は散見されました)と言えますので、結果から見れば下落して終わっています。


    VIXの低下は相対的にランド円の上昇に繋がりやすいので、このままの展開が続けばランドにとってポジティブな流れになりやすいと考えます。


    3つ目はドルインデックスとアメリカ10年債利回りデータです。



③ドルインデックス・アメリカ10年債利回り

ドルインデックス(年間)
ドルインデックス(年間)
アメリカ10年債利回り(月間)
アメリカ10年債利回り(月間)


    ドルインデックスはドルの強さを、アメリカ10年債利回り率は新興国通貨との資金動向を探る上で参考になると考えます。


    資料から判断できる内容としては、

    ①ドルは暫く下落傾向も中長期的には上昇

    ②アメリカ長期金利は短期的上昇傾向


    …で、あると考えます。


    その判断でいけば、ドル安(対円高・ランド高)傾向はまだ継続する可能性を示唆しています。

    ランド円としては相対的下落を示す資料と言えます。

    また、アメリカ長期金利も短期的に上昇の可能性が高いと考えますので、新興国通貨であるランドの上値は抑制される可能性があります。


    では4つ目、ランド円とドルランドのチャート分析です。



④ランド円・ドルランド

ドルランド(年間)
ドルランド(年間)
ランド円(年間)
ランド円(年間)


    今回からランド円チャートもヒゲを除いて参照していきます。


    改めて確認するとヒゲを除けば、まだランド円は下落ライン上限を越えていません。ランドの突発的な動きを考えれば、この分析方法の方が良いかも知れません。


    この分析で見る限り、ランド円は上昇ラインと下落ラインに囲まれたトライアングルを形成しています。

    トライアングルの抜ける方向はまだ確証が、無いため割愛します。短期的にはまだ抜ける可能性は低いと考える為です。

    このチャートから読みとく分には、上昇は一旦終了する可能性が高いと考えます。


    また、ドルランドは中期的下落傾向にあると考えます。直近でも13.2-13.4ランドまでは下落する可能性が高いですが、これがランド円上昇に直結するかどうかは、ドル円次第となります。

    ドル円が下落する中での下落であれば、ランド円は相対的に下落はすると思いますが、その下落率は緩やかになると考えますし、逆の展開になればランド円は急上昇します。


    では5つ目、イベント・経済指標です。



⑤イベント・経済指標


    来週はイベント豊富です。

    それだけ不確定要素が多く、VIX上昇リスクが高まる観点から言えば、ランド円にはマイナス要素となります。


    イベントでの注目点は様々にありますが、個人的には各社の決算発表以外は大きな影響を与えないのではないか、と考えます。

    決算発表イコール株価指数ですので、ここは前述の通りの範疇になるのではないかと予測していますが、1/3に大混乱を招いたアップルについては、それ以上の影響を与える可能性もあります。

    何より下方修正を発表しての暴落でしたので、この点はランド円にマイナスとなるかも知れません。


    経済指標はアメリカ・中国の指標が来週のランド円の推移の中心になると考えます。雇用統計はもちろんですが、アメリカGDPや政策金利、中国製造業PMIなどは要警戒となります。


    では、来週のランド円相場予測とまとめに入ります。



7.600円-8.150円


    株価動向からの判断では、株価は一旦の下落に向かう可能性が高いものの、その後の下落幅によっては膠着に陥る可能性があり、ランド円への影響は下落、もしくは膠着の可能性が高いと考えます。


    VIXからの判断では、指数低下の傾向が顕著であり、ランド円の相対的な上昇を継続させる可能性が高いものの、次週はイベント・重要指標が豊富であり、現時点での判断はできないと考えます。


    ドルインデックス・アメリカ長期金利からの判断では、短期的に円高へ振れる可能性が高い。また、長期金利も短期的に上昇する可能性が高く、ドル安・ランド円安となり、ランド円も下落すると考えます。


    ドルランド・ランド円チャートからの判断では、ランド円は緩やかな下落、もしくは膠着になると考えます。


    イベント・経済指標からの判断は、現時点で不明瞭な部分が多いが、アップル決算発表や、EUの景気減速懸念から膠着~下落すると考えます。


    以上の判断より、次週のランド円の為替変動確率を以下の通り予測します。



上昇確率 : 20%(8.05以上)

膠着確率 : 50%(7.90-8.04)

下落確率 : 30%(7.89以下)



    どうでしょうか?

    『いや違うかな。自分ならこうだな』等の予測叩き台に使って頂ければと思います。


    正直、次週の展開は読みづらいです。


    読みづらいですが、楽しく乗り切りましょうね。


    皆さんにとって良いトレードとなるよういのりつつ…張り切って行きましょう!

\(  ̄▽ ̄)人(*´∇`*)/

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コメント: 1
  • #1

    初心者FX (水曜日, 30 1月 2019 23:08)

    参考にさせていただきます!