南アフリカ市場動向2019.2.4

 ランドは南アフリカ共和国の通貨です。

 

 「なに当たり前のこと言ってるの?」と言われるかも知れませんが、洋傑自体、その認識を持つに至ったのは最近です。

 

 日本であればクロス円(ドル円・ユーロ円・フラン円など)が日経株価に影響される事が広く知られています。

 

 本来自国通貨は自国市場の影響を受けて然りです。しかし、市場規模が小さい新興国(オーストラリア・ニュージーランド・トルコ・メキシコ・南アフリカなど)は自国市場の影響より、より大きな市場(東京市場・欧州市場・米国市場)の影響に左右される為、一般的に新興国市場は自国為替にほとんど影響されない、といわれています。

 

 僕も南アフリカランドを取引し始めた時期には、どういった指標・株価・イベントに影響されるかを調べ漁った事がありました(皆さんもきっとありますよね?)。その時によく出てきた内容としては…

①世界情勢 ②東京・欧州・米国株価 ③自国+世界重要指標

…が、よく出てきました。

 

 南アフリカ市場が影響する、という内容の記事は殆ど出てきません。

 

 ですが、本当にそうでしょうか?

 

 まず、基本情報として南アフリカ市場(ここで言っているのは先物データの方ですが)は、ここ15年以上ほぼ右肩上がりの状況です。2005年辺りから比較すると約4倍近くに株価は上昇しています。

 

 ランドを取引し始めた時は為替(ランド円)で長期間のチャートもよく見ました。皆さんもよくご覧になっていると思いますが、同じく2005年から比較すると40%程度の為替価格になっています。

 

 比較すると、全く逆の現象になっています。故に参考にならないと言われる事が多いと思います。

 

 でも、一つ忘れてはならない事は「目まぐるしい経済成長を遂げている」という事実です。株価と為替が連動してないように見えるのは自国の市場規模が小さい為、他国の経済事情に影響される度合が大きいだけなのです。

 

 話を元に戻しますが、言いたいことは「南アフリカ市場はランド円に(見えなくても)影響を及ぼしている」という事です。

 

 2018年に限定して言えば、ランド円が下落した局面は大きく3回、①5月末~6月初旬 ②8月中旬(トルコショック) ③12月上旬~1月初旬 だと考えます。

 

 ある種突発的に起こったトルコショックと、年始のアップルショックを除き、他の一定期間の下落傾向は南アフリカの株価が先行して下落しています。時期としては約2か月~3か月前くらいでしょうか。

 

 南アフリカ市場は2018年8月~9月中旬で大きな下落があり、その後短期間(1~2週間)で急上昇、再び1か月かけて一度目の下落下値辺りまで下がっています。その後再び上昇といった経過です。

 

 8月~9月中旬の下落が12月~1月までの為替下落に先行したものであれば、その後の急上昇も同様の経緯をたどったと推測できます。

 

 洋傑、この「1~2週での急上昇」を同様の期間で考えていたので売り増ししていましたが、想像以上に長期間続いていたので「計算違い」の展開になっているわけです。決して何の見通しも予測もなく売り重ねしたわけではありません(笑)

 

 再び話を戻しますが、市場の推移はその後再び同程度の下落が起こっていますので、今後はもう一度下落基調があると推測しています。

 

 現在の南アフリカ動向は安定して上昇しています。それで行けば、4月~5月には再び上昇して8.5円を超えるのではないでしょうか。

 

 参考程度にご利用ください。以上、南アフリカ市場動向でした。