洋傑の個人的ランド円展望(2月12日ー2月13日)

◆然程の変化を生まなかったパウエル証言、急上昇したランド円

  

 昨晩は大きなドル・円の推移は起きず、比較的小幅な動きに留まりました。そういった状況の中株価はやや下向きに動いたものの、こちらも指数同様に大きな変化はなく、概況が動意の薄い中でランド円は上昇しました。これは資源国・新興国通貨に共通した動きであった事から、昨日の昼間に起きたリスク選好の流れを継続した資金流動によって起きた相場変動であると考えています。

 今日の東京市場になってからは、一昨日の懸念指標であった日本債利回りが稼働を始め、またその数値が下落スタートとなった事から株価の売りがやや優勢になりましたが、始値より100円程度の下落で留まっており、相場には方向感がないように感じます。

 

 ランド円はと言えば、7.435円まで上昇しており、これは洋傑の想定していた7.478円から7.244円までの値幅(0.234円)のフィボナッチ・リトレイスメントの上限である78.6(7.427円)をも越えています。こうなってくると7.478円近辺までの上昇ないし上抜け、といった懸念も出てくる一方で、今の上値は8時間足チャートの雲下限で丁度留まっており、今後の推移については今日も非常に難しい局面と言えます。

 

 それらを含め、今日明日の洋傑の個人的展望を今日も書いていきたいと思います。

 

※本記事内容は洋傑の個人的な見解に基づく展望を書いております。あくまで個人的見解であり、明確な先行きを示唆する内容では無い点をご理解の上、ご覧ください。 

◆直近の諸指標推移と注目ポイント・展望など(株価・指数・南ア債)

  

 諸指標推移の直近(12日朝~)動向考察・直近の推移推測を記載します。

 ただ、各動向はある程度上述していますので、ポイントと洋傑の推移展望のみとします。

 

①株価(日経先物):

 株価での注目ポイントは、日経先物が23900円を再度越えてくるかに加え、下値は23600円~23700円ラインを抜けるかの点であると考えています。今日は上下幅が非常に限定されており、今後の動意幅にしても然程大きくならない可能性が、一定あると見ています。その場合は14:00現在の日経先物の値である23780円を中心にして100~150円の狭いレンジで動くと予測します。

 仮に20900円を越えてきたとしても24000円まで、逆に23700円を下抜けてもその下げ幅も限定的になる可能性が高いです。これは上値については24000円が昨日動意から見ても非常に堅く作用している点、下値はこれまでの経緯から23500円~23700円に段階的なレジスタンスが張られているからであり、今日は一定範囲(23750円~23850円)は上下しても、レンジを脱する程の動きにはなりずらい地合いです。

 

 今日明日の洋傑展望推移としては、23600円~23900円のレンジを想定しています。 

 

②指数(ドル・円):

 今後のポイントとしてはあまり昨日と変わらず、円は先週同様に0.009100を下抜けるか・先週末の高値0.009150を越えるかどうか、ドルは98.500を割るか・99.000を越えるかどうかになってくると思います。円は下値抵抗以外は上値に0.009150抵抗帯以外無く、流れ次第では急変もあり得る点、ドルは上値抵抗帯としては99.000が強く作用すると考えれます。下値については連日書いている通り、然程の抵抗帯が存在せず、流れ次第では97.000まで一気に動く流れも想定されます。(2月11日記事内容と同一)

 

 今日明日の洋傑展望推移としては、円は0.009100~0.009150・ドルは98.500~99.000内のレンジで推移する、動意の薄い展開を考えます。

 

③南アフリカ債利回り

 昨晩は下落スタートとなり、想定していた上値抵抗ラインに振れる事無く下落トレンドを形成して推移し、最終的に流れを変えずにクローズしています。チャート推移だけ見れば、今後も下落優勢で推移する事が想定されますが、クローズ位置が微妙である為、今日は方向性の出づらい推移になる可能性もあります。

 上値抵抗は昨日同様に10.140と10.180です。これは非常に強い抵抗ラインとして機能していることが想定されるので、これを越えるほどの状況にはなりずらいですが、その位置までは比較的抵抗は少ないでしょう。逆に下値は10.050~10.060に少し抵抗がある程度で、その下は殆ど何もありません。下落がはっきりしてくると一気に値を下げることが想定されます。

 

 

 今日明日の洋傑展望としては、10.000~10.140円のレンジで、方向性のはっきりしない、もしくはコロコロ変わりやすい展開になると推測します。

◆フィボナッチ:上値抵抗は8時間チャート雲下限~上限・下値は7.4円+7.35円

 

※テクニカルの観点から書きます。

※昨日記事内容を含みます。

 

 上値抵抗ラインについて、連日書いている抵抗帯は以下の通りでしたが、現時点で全て通過しています。現在洋傑が想定している7.478円から7.244円の下落幅に対するフィボナッチ・リトレイスメントは全て超えており、フィボナッチ上では今後然したる抵抗ラインが存在しません。

 

◆2020年2月5日高値~2020年2月7日安値までの下落トレンド:7.478円→7.244円(0.234円)

 ①F38.2→7.333円→通過済

 ②F50.0→7.361円→通過済

 ③F61.8→7.388円→通過済

 ④F76.2→7.422円→通過済

 ⑤F78.6→7.427円→通過済

  

 こうなってくると、残りの抵抗ラインは8時間チャートに於ける(一目均衡表)雲となります。この雲の下限と上限は、以後24時間で書くと以下の通りです。

◆雲上限:7.46円

◆雲下限:7.39円

 今現在(8:00~16:00)は下限が7.43円になっていますので、この下限に入る寸前でランド円は止まっています。このラインを越えてくると、7.478円付近、ないし上抜けが心配される事態となってきます。

 

 逆に下値についてですが、まだまとまった下げ幅になった場合の内容は割愛します。ひとまずの下値目処としては、直近のチャート推移から7.36円と7.40円にあります。特に7.40円の抵抗は一定強いものであると認識しており、そうすんなり抜ける事は難しいように感じます。仮に下落するとしても、この両ラインは相当の抵抗が考えられます。

◆2月12日~2月13日の洋傑個人的ランド円展望:7.19円~7.4円

 

 ランド円の価格推移としては、明日の東京時間いっぱいまで、以下の展望を考えます。

◆個人的予想レンジ:7.30円ー7.48

 

 基本的な地合いは、株価や指数とも動意に欠け、方向感がない地合いであり、今後に向けて大きな変動が起きるかどうかは不明瞭であり、今晩から明日にかけて、方向性に欠ける推移になる可能性が高いように考える。但し、こういった状況下においてポジティブないしネガティブニュースが入ると相場は一気に動きやすく、不意のニュースには従来以上の注意警戒が必要な地合いであると推測する。

 南アフリカ債利回り(20年)は上値に強い抵抗帯(10.140+10.180)が存在するのは昨日同様。逆に下値には然したる抵抗ラインが存在せず、下落に傾くと一気に動くことも考えられる。その際は稀に発生する「(利回り)下げ(ランド円)下げ現象」にも一定警戒が必要だと考える。

 

 ランド円は7.478円が強い抵抗ラインとして作用する事が想定されるため、同値を上抜けての相場推移は、今晩の地合いでは可能性として低いと考えるものの、残る上値抵抗帯があまりなく、利回り推移次第では同値まで上昇する展開はあり得る。

 高値目処は上述の通り7.48円までとする。

 下値は、下落自体が上昇が終わった後であると考えている為、下がったとしても7.30円までと仮設定する。

 

 今日はどうなる、ランド円。

 (*´ω`*)