4月4週ランド円動向レポート

 こちらの記事では、週間ランド円動向を随時配信していきます。基本的に1日更新ですので、定期的にご覧頂くと幸いです。

 

※洋傑の個人的見解である点をご理解の上、トレードの参考になれば幸いですが、あくまでご自身の判断と責任に於いてご使用ください。

※無断転載・複製・不正使用は禁止します。

 

 ここでは週間予測と異なり、書き綴り式にランド円動向を記載していきたいと思います。

 

 比較的リアルタイムに、尚且つフレッシュな情報を基に記載するので、週間予測よりは相場動向に近づいた(悪く言えば冷静さをやや欠いた)内容になるかと思いますので、その点はご注意願います。

 

 毎日随時更新していきますので、連続してご覧頂ければ幸いです。

 

◆2019年4月26日

 

 20:05現在、ランド円は7.74円で推移しています。

 東京時間序盤は膠着状態だったものの、その後一気に7.79円まで上昇した後にじり安展開で7.74円まで下がって現在は再び膠着状態になっています。

 動きとしては連日の展開と逆の推移になっていたのも、今日の特徴といえると思います。

 

 現在の推移ですが、各指標の動向が統一性に欠ける上に南ア債利回りもはっきりとした動向を示さず、ランド円もそれに影響されてか動きが止まっています。午前の急上昇を除けば比較的動きは緩やかです。

 

 今後の展開ですが、大きな変動は無いながらも、やや下振れするのではと考えています。

 

 具体的に記載する前に、それも含めた各指標の動向を書きます。

 

 まず株価ですが、東京時間に22050円まで下落したものの、その後現在の22200円前後で推移している状況です。結局のところ、今週は株価膠着のまま終了するような見通しですね。

 ちなみに、今週の午前予測(株価に沿ってランド円は推移するとの見込み)はすべて外れ、株価と反比例して終わりました。見事に失敗です。

 

 通貨インデックスは全ての傾向が連日と反転しました。具体的にはドルや円等、今まで上昇していた通貨が下落して資源国や新興国に資金が流れました。その後は中立状態に戻っていますが、現段階までではややリスク後退が伺えます。

 

 先進国債券動向は下落しています。先進国債券は概ね下落で統一されており、この指標での判断はリスク上昇ととれます。

 

 上述の3指標を総合的に判断した場合、原則として中立なものの、統一性が無い(つまりは差し引き換算で)中立であり、動向は非常に不安定と言えます。

 個人的な見解で言えば、通貨は一時的な反動・債券は週末+月末による影響もあると考えますので、依然として概況は中立であると考えています。

 

 このような状況下、ランド円は(一時的な上昇を除き)ほぼ膠着状態です。南アフリカ債利回りも同様に昨日終値数値から多少の上下で推移するのみでとどまっており、方向性もなく、膠着を示唆していると言えます。

 

 ランド円推移の方向付けを現在担っているのが南ア債利回りだけに、この状態が続けばより小さなテクニカルの範囲内で上下を繰り返すことも考えられますので、今晩いっぱいこの動きに終始する可能性もあります。

 

 これらの状況を総合的に判断する場合、ランド円は明日朝までに…

 連日通りに、基本的に10年債利回りの水準に沿った展開をすると予測します。即ち、

①8.550以下 … 上昇(7.770円以上)

②8.550-8.620 … 膠着(7.700-7.770円)

③8.620以上 … 下落(7.700以下)

 と、推測します。引き続き2年債が示す動向も注意が必要ですが、原則として10年債利回りの推移に応じた動きに終始すると考えます。

 

 今日終値(朝6:00段階)での数値です。

 

 引き続き南アフリカ債を中心に推移を見守ります。

 

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◆2019年4月25日

 

 18:00現在、ランド円は7.71円で推移しています。

 朝から低下を続け、現在の値になっています。連日の動き通り、安定した下落となっており、今週の下落圧力の強さを感じています。

 全体的にはまだリスク中立の印象をうけるのですが、中立であるが故に、資金は先進国通貨に留まっている感じです。

 

 具体的に記載する前に、それも含めた各指標の動向を書きます。

 

 まず株価ですが、東京時間から現在に至るまでじり高で推移しています。底堅くも上値重い為、日全体としては膠着の範疇を超えない程度の上昇です。しかしながら大幅に下がる局面はなく、今後も底堅く推移するものと考えます。

 現在の概況をもっとも象徴する指標が株価であると見ています。

 

 通貨インデックスは先進国通貨に資金が集中しています。特にドルと円が顕著で、見方によってはリスク上昇とも取れる状況です。一部資源国(豪州)を除き、昨日同様に新興国は資金流出が止まりません。

 

 先進国債券動向は二極化しています。具体的には日本・米国・ドイツ債利回りは上昇、その他は下落です。

 一方的な債券買いは発生していませんが、動向は不安定だとも言えます。

 

 上述の3指標を総合的に判断した場合、リスク回避の動きは昨日から大きくは変動しておらず、原則として中立です。

 

 このような連日とほぼ一緒のリスク中立範囲である状況下、ランド円は連日通り下落しています。

 南アフリカ債利回りもじり高傾向で、未だに今日の方向性が出た数値ではないと思いますが、下落圧力が強いのは事実です。

 

 記載しているうちに18:30の南アPPI(生産者物価指数)が発表になりますが、この結果自体は大きく上振れ・下振れしない限り、大きくは影響しないと考えます。

 むしろ、その後の南ア債利回り数値がどちらに動くかが重要です。

 

 Twitterで記載したランド円下落ライン(というか、それに至らずとも下落していますが…)10年債8.600・2年債6.930を僅差ながらも超えていません。重要指標発表後に決定打が出るのではないかと洋傑は考えてます。

 

 これらの状況を総合的に判断する場合、ランド円は明日朝までに…

 連日通りに、基本的に10年債利回りの水準に沿った展開をすると予測します。即ち、

①8.550以下 … 上昇(7.750円以上)

②8.550-8.600 … 膠着(7.700-7.750円)

③8.600以上 … 下落(7.700以下)

 と、推測します。引き続き2年債が示す動向も注意が必要です。

 

 今日終値(朝6:00段階)での数値です。

 

 基本的に南アフリカ債を中心に推移を見守ります。

 

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◆2019年4月24日

 

 今日は相当のアップダウンの覚悟をしています(無いに越したことはありませんが)。

 

 15:20現在、ランド円は7.77円で推移しています。

 朝から低下を続け、現在の値になっています。ほぼ一直線に下落となっており、昨日・一昨日以上の下落圧力の強さを感じています。

 それもそのはず、現在の全体概況が月曜・火曜に比べリスク回避に動いているからです。

 

 具体的に記載する前に、それも含めた各指標の動向を書きます。

 

 まず株価ですが、東京市場開場直後の売買攻防の結果、中国市場の始まる前から徐々に値を下げて、その後は一気に200円程下がる推移となりました。株価動向は現在のところ売り優勢です。連日膠着が続いていただけに下げ懸念材料としてはかなり大きい要素化もしれません。

 

 通貨インデックスはトータルで見れば膠着状態です。やや円高に振れていますが、まだ明確な動きというほどの規模ではありません。先進国通貨は概ね横ばいですが、昨日同様に資源国・新興国は資金流出が止まりません。

 

 先進国債券動向は概ね下落傾向です。概ねすべての国の債券利回りが下落に進んでおり、リスク回避の債券買いが優勢です。

 

 上述の3指標を総合的に判断した場合、リスク回避の動きは昨日から上昇していると言えます。

 

 そのような概況の中、ランド円は下げ圧力が否応なしに上昇していると思われますが、この動き、17:00のドイツIFO景況指数の結果以後まで見定めが必要ではないかと思います。

 

 現在のランド円下落は南アフリカ債利回りではなく、世界的なリスク回避の動きが要因であると考えています。その証拠に、南ア債利回り(10年)は殆ど昨日値から動いていません。2年債に至ってはやや下落している状況ですらあります。

 まだ、ランド円動向の肝心の本丸が動いていない点にも注意が必要です。

 

 17:00までは「動かざる事山の如し」で臨み、その後にトレードするのが良策であると考えます。

 

 繰り返しになりますが、南ア債利回りが10年と2年で真逆に向いています。動きは急こう配になる展開もあり得ますので、大きな指標発表前はポジション持ちを控えるなり、決済は控えた方が良い、というのが洋傑の見解です。

 

 また、南アフリカ債利回りが安定するのは米国時間前位なので、それまでは急展開に注意が必要です。

 

 これらの状況を総合的に判断する場合、ランド円は明日朝までに…

 アップダウンを行いながらも、基本的に10年債利回りの水準に沿った展開をすると予測します。即ち、

①8.500以下 … 上昇(7.840円以上)

②8.500-8.570 … 膠着(7.760-7.840円)

③8.570以上 … 下落(7.760以下)

 と、推測します。2年債が示す動向も注意が必要です。

 

 今日終値(朝6:00段階)での数値です。その間は昨日以上の相当のアップダウンがある事は想定できますので、不安が嫌な方はトレードを控えた方が良いと考えます。ホントニ。

 (;一_一)

 

 基本的に南アフリカ債を中心に推移を見守ります。

 

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◆2019年4月23日

 

 18:45現在、ランド円は7.88円で推移しています。

 朝から低下を続け、現在の値になっています。ただ、昨日のような一方的な展開ではなく、アップダウンを繰り返して下落している状況です。

 

 本日は欧州市場が開場した為、昨日のような落ち着いた流れにはなっていません。下記に記しますが、ランド円動向が南アフリカ債利回りに強く影響されている現状に於いて、動きは不安定になる可能性が高く、安心できません。

 

 それというのも、概況とランド円動向が比較的乖離しているからだとも言えます。

 

 具体的に記載する前に、それも含めた各指標の動向を書きます。

 

 まず株価ですが、東京市場序盤に下落してから、再び上昇して「行って来い」となっています。その後膠着している状況は昨日同様と言えます。株価は連日の動き通りで大きな変動はみられません。

 

 通貨インデックスはトータルで見れば膠着状態です。ドルは上昇→元値、円も上昇→元値で推移しており、こちらも大きな変化を見られません。資金流動は先進国通貨に集中する傾向にあり、資源国や新興国からは資金流出が続いている状況です。

 

 先進国債券動向は概ね上昇傾向です。特にドイツ債は急上昇して先々週始値の水準まで戻っています。日本債も昨日とほぼ同水準、米国債はやや上昇と、こちらは昨日よりはリスク選好ムードがあります。

 

 上述の3指標を総合的に判断した場合、リスクは昨日から中立・もしくは僅かに低下していると言えます。

 

 なので、現在のランド円下落は世界概況とは関係なく、ランド自身の低下によるものであると判断できます。

 

 ランドインデックスのベンチマークたる南アフリカ10年債利回りもその傾向を示しており、前日終値から急激に上昇して現在に至っています。その上昇幅も約1%近くであり、直近では最も急激な内容です。

 同様に2年債も直近最高値の6.935をマークしており、現段階ではランド円は下落圧力が強い状況です。

 

 そのような状況ではありつつも、ランド円下落に最も影響を与えているのが南アフリカ債利回りである以上、動きは気まぐれかつ急展開になる傾向が多いため、安心はできません。

 

 南アフリカ債利回り展開で最も危険な展開は「10年債と2年債の動向が大きく異なった」場合です。

 この展開になった場合、ランド円は急激なアップダウンを繰り返す展開になる場合が多いため、方向性を掴む事が非常に難しくなります。

 

 米国市場が開場した後も、原則として南アフリカ債利回りを中心にランド円は推移すると思いますが、債券市場が閉場した後はそれまでの反動した動きになると考えます。

 

 …そう記載している間に南アフリカ2年債が6.815迄急降下しました。以前10年債は高い…もとい逆に上昇しましたので、最もいやな展開になりそうです。

 

 これらの状況を総合的に判断する場合、ランド円は明日朝までに…

 一定のアップダウンを行いながらも、ランド円は基本的に10年債利回りの水準に沿った展開をすると予測します。即ち、

①8.400-8.470 … 上昇(7.920円以上)

②8.470-8.520 … 膠着(7.880-7.920円)

③8.520以上 … 下落(7.880以下)

 と、推測します。

 

 今日終値(朝6:00段階)での数値です。その間は相当のアップダウンがある事は想定できますので…です。

 (;一_一)

 

 基本的に南アフリカ債を中心に推移を見守ります。

 

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◆2019年4月22日

 

 20:00現在、ランド円は7.93円で推移しています。

 朝からじりじりと低下を続け、現在の値になっています。大きな上下もなく、安定した動きではあります。

 

 本日は欧州市場が休場の関係上、欧州時間も東京時間同様の推移となっています。

 

 下落はしていますが、株価(先物)と先進国債券・通貨インデックスの動向を見る分に、ランド自体の下落というよりは膠着相場内に於けるドルと円のバランスから生じている現象の側面と、南アフリカ市場が休場であることによる、相対的なランド安が影響していると推測します。

 

 株価は東京市場が開いた後、一時急落して22050円前後まで下落しましたが、間もなく復調して22200円辺りで推移しています。序盤の動きを除けば、ほぼ膠着状態です。

 

 先進国債券は日本債が出だしに上昇・米国債が対照的に下落した後、徐々にその数値が反転するなど、株価同様に方向感のない膠着が続いています。

 

 通貨インデックスはドル安・円高が緩やかですが進んでいます円高は連休前のポジション調整やリスク回避の一環で安全通貨の需要が高まっているからではないでしょうか(日本だけだから上げ幅も限定されていると個人的には推測します)。

 円インデックスはともかく、米国市場が開けばドルインデックスは上昇すると考えていますが、その可能性は半々くらいだと思います。上昇するか、元値に戻る程度で収まる膠着か、その辺は判断がつきません。

 

 さて、今晩の展開予測ですが、Twitterにも記載した通り、ドル高が進めばランド円下落が一時的に発生すると思います。本日は南アフリカ市場も休場ですし、南ア債が動かない以上、ランドが強まる気配は少ないと考えます。

 また、仮にドル高が発生しない場合でも、円高は一定水準以上では展開すると思いますので、始値より高値にはならないと考えています。

 

 手がかりとなる指標が少ない状況下、じり安展開が今晩いっぱいは続くと思いますが、あくまで南アフリカ市場が休場な事が原因の一時的な下げだと思うので、明日以降に元値まで(もしくはそれ以上)上昇する展開は十分あり得ます。

 

 ともあれ、今晩は7.9円前後から元値の間で、やや下落基調で終始すると考えます。

 

 下げ幅もさほど大きくならない可能性が高いですが、株価とドルインデックスを中心に推移を見守ります。